新築した宿豫文昌広場は宿豫区教育園区の中心地帯に位置した。総面積は11.65へクタルである。東南大学企画デザイン院により設計したのである。総体は楕円形で、文昌閣、体育館、図書館、青少年活動センターと広場などからなっている。学海路、書山路は貫いて、文昌閣は広場の中心部にあり、全部の広場の目印建築である。高さ32.8メートル、面積は519.56平米だった。建築の平面は風車型で、高度上は螺旋上昇の勢いがあり、意味は宿豫の将来は益々発展し繁栄することである。

広場の南から文昌広場に入り、先ず、目にかかったのは「文昌広場」四つの黄金色の文字である。広場前の大理石の上に刻んだ。前に進み文昌閣階段前の大理石の路上にPCキーボードの模様が見えた。灰色の大理石の上にキーボードの文字符号が順序に並んでいて独特のデザインであった。文昌閣の正門の上に著名な書道家尉天池が書いた“文昌阁”三つの文字がある。古くて有力である。全部の塔の外面の壁は大理石で貼り、塔縁と塔頂は小青い瓦で装った。荘重で大らかであり、古くて典雅である。

文昌閣内に入り、正体面は浮き彫り人物のデザインだった。階段に登り、螺旋上昇し七階まで塔の頂点に至る。塔頂に立って周りを見、宿豫教育園区中心地帯の風景は全部見られた。南は宿豫職教グルプの綺麗な職教ビルと広い運動場である。南東方は緑の木で抱えた文昌花園住宅団地である。東面は宿豫中学文昌校部は道路の一端にある。北面は宿豫図書館閲覧中心、天一苑アパートと教育局ビルと並んでいる。西面は新築した文化芸術活動センターと文昌閣は一体となった。遠くまで望んだら、宿豫城区に高いビルで並んでいて生き生きとしている。環状線は一つの綺麗なリボンのように宿豫と外の世界を結んだ。無限の風景は全部見られた。

袁枚手植え藤

随园仙吏剧風流，

写作又凫旧时游。

吏解钞书官荷锸，

古藤蔓作两蛟虬。

これは清代詩人呉少槎が大詩人袁枚の手植えした沭陽県役所内にあった紫藤の木を面した時に書いた詩だった。その袁枚の手植えした藤は今まで近300年があった。今でも生き生きに沭陽の県政府の中に立っていた。

藤の根部は約五尺太さで、古槐を登り成長した。たくさんの藤は龍のようにとても壮観だった。春になると柳の時期に全部の紫藤の葉っぱは緑を吐き、花が咲いた。緑色の藤条は微風と共に揺れて、紫の霧のようだった。また、緑の大傘のように人々に繁茂と風雅の感覚を与えた。

袁枚は沭陽の歴史上良い名声を残した県令の一人だった。彼は浙江銭塘(今杭州)人で、字は子才であり乾隆八年（1743年）に沭陽の知県を任した。

袁枚は沭陽在任中功績が著しく、彼は赴任したら直ぐ調査研究を大事にして風土人情、地理環境、山丘河道から官吏、平民、仕事、生産等各方面まで、一つ一つに繊細な査問をした。厳重な問題を発見したら、多数詳細な記載をした。時に詩を書いて証となった。良く処理し解決したことも詩の中に書いた。例えば、彼は全県の水利施設の不備を発見し詩の中に書いた。「朱提数挺田千顷、为少如金水数湾」である。"朱提"は銀銭の代称である。詩の意味は金持ち達は土地を買うことだけを知り、水利をしなかった。洪水を招き、旱魃を招いた。水旱蝗灾を面して彼は詩の中で詠んだ。"浮天水失東西路，入境蝗如早晚潮"、"十载花封烟浪里，可无遗恨六塘河"等であった。それで、袁枚は百姓を発動して水路を作り治水した。災害を出きるだけ治めた。

沭陽の在任中、袁枚は生産と共に文化教育を大事にして人材を育成し選抜した。そして自ら教材を編集し生徒に使用させた。当時の人々は生活が安定で民風はよくなった。彼は《宰沭八興》の詩の中に書いた。

欲訪罗池辟草莱，

簿書束束手亲裁。

買将桑种贻蚕妇，

自制文章教秀才。

短い施政期間中、袁枚は確かにたくさんの人材を育成し推薦した。文人学士の中に一人が進士になった。四人は挙人になった。沭陽城内の書生呂又祥は少年時に父が離れ、家が貧乏だった。彼は良く勉強して善をしたら、袁枚は彼を非常に重んじた。推薦した後、吕又祥は曹州府の同知になった。

日常の公務中、袁枚は平常の仕事の多少と大小を問わず、また、官吏か百姓の中に発生した紛糾と案情も問わず、彼は必ず尋問し査問して果断に裁判した。遅延か逗留かは一回もなかった。

袁枚は詩が好きな人です。彼は公務後山登りや花見や友達作りなどが好きだった。彼は県の役所の庭園に紫藤を栽培したことについて、言い伝えがあった。ある日、袁枚は公務を済ませ、随員と一緒に沭陽西郷の新挑河岸辺に行き遊んだ。そこは翰林院編修胡簡敬家の祖伝の庭園と松ノ木があった。庭園内に花と草が多く、袁枚は胡家に行き花見をして花と木の栽培に対しても興味があった。自ら紫藤と槐の苗を持ち帰りして県の役所の中に栽培した。良く培養した後、苗は段々と大きくなった。彼は嬉しくて詩を残した。

誰言作令少公余、

沭地真堪奉板舆。

四季種花官荷锸、

六房如水吏钞書。

袁枚は沭陽から移動した後、人々は感情を込めてその紫藤を長く保護した。多年来、それは無数の文人と観光客を吸引し、袁枚の詩と一緒に後者に言い伝えされた。